千賀の中4日投入で、9戦全勝だ! ソフトバンクが逆転優勝に向け、残り9試合の先発ローテーションを再編する。

17日、1週間の遠征から福岡に戻り、ヤフオクドームで投手練習を見守った工藤監督は「登板間隔を短くして投げてもらわないといけない投手もいます」と明かし、1戦必勝の心構えで今後のローテーションを組む。

状況次第でエース千賀が中4日で回り、9試合中3試合に先発する可能性が出てきた。6日ロッテ戦でのノーヒットノーランから好調を維持。8回1失点で13勝目を挙げた12日西武戦から、中6日で19日オリックス戦に先発する。さらにチーム状況次第で中4日で24日楽天戦、シーズン最終戦が優勝をかけた大一番となれば中4日で29日オリックス戦に向かう可能性もある。

エースは「2位と言っても優勝をあきらめる位置ではない。行けと言われたところで投げるだけ。(中4日の)覚悟はしています。(先発、中継ぎでの)連投まで覚悟している」と頼もしい。倉野投手コーチも「連投はないけど、それくらいの気持ちはありがたい。中4日の可能性はあります」と期待を寄せた。

チームは18日から最後の本拠地4試合を含む7連戦を戦う。18日楽天戦で7連戦の先陣を切るのは高橋礼。20日日本ハム戦は、右肘痛から戦列復帰し、この日1軍に合流したバンデンハークが先発する見込み。武田、和田、中田、ミランダを含め、総力戦で西武を追いかける。【山本大地】