中日平田良介外野手(31)が22日、自主練習でナゴヤ球場を訪れ、シーズンフル参戦できる体作りを進めていることを明かした。

連日ジムに通い、足首、股関節、胸郭の可動域を広げるトレーニングなどを実施。中でも足首は、柔軟性を高めるトレーニングも含めて、今オフの強化ポイントだ。

今年の平田は5月17日巨人戦(ナゴヤドーム)で左足の違和感を訴え、試合途中で交代。試合中に名古屋市内の病院に急行し、診察を受けた結果「左ふくらはぎの肉離れ」と診断され、翌18日に出場選手登録を抹消。「ふくらはぎのケガはショックでした」と明かす。結局、ウエスタンリーグでの実戦を経て1軍に戻ってきたのは、6月20日だった。

ふくらはぎの故障を招いた要因に足首の硬さもあったとみて、今オフは可動域を広げ、柔軟性を高めることに力を注ぐ。「1シーズン、ケガなく試合に出るのは当然のことですから」とフル参戦を目指す。年内はナゴヤ球場、ジムを拠点に練習を行い、年明けは米国での自主トレでシーズンに備える。