中日緊張感…大島ロドリゲス慰留交渉も意思表示なし

中日の投打の主力が流出する可能性が24日、浮上した。海外フリーエージェント(FA)権を保有し、3年契約が終了する大島洋平外野手(33)と、今季で契約が満了するジョエリー・ロドリゲス投手(27)だ。

加藤宏幸球団代表(60)は大島と24日に電話で話し「もう少し(考える)時間をください」と伝えられたことを明かした。球団は宣言残留も認める構えですでに2度の交渉を行ったが、まだ残留の意思表示を得られていない状況だ。

愛知・名古屋市内での初交渉で、174安打で最多安打のタイトルを獲得した今季の成績に対する査定を説明。2度目の交渉では、複数年で増額の金額を提示した。加藤代表は「彼の功績を考え、球団としてはかなり誠意を示したつもりでいます。大島選手がどう捉えるかは分からないが」と駆け引きせず、最大の誠意を込めた最終的な提示であることを明かした。

ただ球界屈指の巧打者で高い守備力を誇る大島は、他球団にとっても魅力の選手。大島がFA宣言した場合には、阪神が本格調査に乗り出す構えを見せている。中日は、マネーゲーム参戦には難色を示す。結論を出すまでに時間がほしいという大島に理解を示すものの、2度の交渉を経ても残留の返答を得られないことに緊張感を持ち、熟考の行方を見守る。

また、ロドリゲスに対しても残留要請を行っているが、3勝4敗41ホールド1セーブの好成績を残した中継ぎには他球団も興味を示す。球団関係者は「最大に引き留めるというか、貴重な戦力」と編成の重要課題であることを強調。全力で投打の主力流出を阻止する。【堀まどか】

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  • 中日ジョエリー・ロドリゲス(2019年4月17日)