楽天岸孝之投手(34)が今オフにへんとうの手術を検討していることが19日、分かった。侍ジャパンとして「プレミア12」に参戦。那覇での事前合宿中にへんとう炎の影響で39度3分の発熱で調整が遅れた。先発予定だった1次ラウンド2戦目プエルトリコ戦を回避。同3戦目台湾戦の中継ぎ登板に回った。大会期間中は先発1試合を含む3試合に登板した。

シーズン中もへんとう炎による発熱に悩まされた。7月に体調不良を訴え高熱で一時入院。離脱を強いられた。「何度も繰り返すのは良くないと思うしチームに迷惑がかかる」と改善策として手術に踏み切る可能性を示唆。

昨オフ10月には巨人菅野も同様の手術を受けた。術後約1カ月は体調が安定しないため「日米野球」を辞退したが自主トレ、キャンプには影響がなく、開幕投手を務めた。岸が来季のフル稼働に備える。