北海道出身のお笑いコンビ「タカアンドトシ」も、プロ野球日本ハムの新球場完成を楽しみにしている。球団が公開している「ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールドHOKKAIDO)」のプロモーション映像を見ながら、北広島市に出来る夢のボールパークへの期待を、笑いを交えながら大いに語った。【取材・構成 木下大輔】
-お忙しいところ、ありがとうございます
タカ 僕が初めて読んだスポーツ新聞がニッカン。こいつのウチに泊まりに行った時に、こいつが朝から読んでいた。「中学生が新聞読むんだ」と思った。
トシ うるさいよ。親が日刊スポーツを購読していて、小学校2年くらいから読んでいました、僕は。
タカ いまだにニッカンを読んでいますからね、私も。こいつのウチで。
トシ バカヤロー。僕はいまだに東京の家でも日刊スポーツですし。実家も日刊スポーツです。
-ありがとうございます。では、本題へ。新球場のプロモーション映像(※)を見たことはありますか?
タカ なんとなく、ニュースで見た感じで、しっかりとは見てないですね。
-では、見てもらいましょう
タカ うわ、すごい。これ、すごいじゃん!
トシ 開閉式の屋根もね、すごいよ。北海道有数の観光名所になりそう。
タカ 北海道ならではって感じがするね。広い大地を生かした感じ。公園もあってグランピングもできて、家族連れで楽しめるなんて、めちゃくちゃいいじゃないですか。
トシ この湯気って、温泉ですか?
-温泉に入りながら試合観戦できる席が作られる予定です
タカ 最高じゃないですか。本当に、すごい。温泉に入りながら野球が見られるなんて、絶対にムリだろうと思っていた夢のようなことができる時代というか、すごいことですね。
トシ 世界規模で見ても、なかなかない施設になりそうですね。周辺にはホテルもできるんですよね?
-その予定です。他にはどんな周辺施設ができるのを期待しますか?
タカ ニセコみたいにホテルの横にスキー場も併設して。スキーを滑りながら野球も見ちゃうみたいな。
トシ 何言ってんだよ。冬はプロ野球シーズンじゃないでしょ。
タカ 選手もさ、守備じゃない時は、ゆっくりと温泉に入りながら…。
トシ 何やってるんだよ。ベンチで、なんで温泉入っちゃてるんだよ。勝手なこと言うなよ。
タカ 足湯とかくらいは置けるんじゃない?
トシ ダメだよ。なんで試合中にリラックスしちゃってるんだよ。
タカ 他のチームの選手も、あそこでやりたいってなるんじゃないかな。「だって、足湯気持ちいいじゃん」みたいな。刺し身とかもベンチ裏に用意しちゃってさ。自分たちの打席が回ってこない時は、後ろに回って食べたりとか。最高ですね。
トシ いやいや、なんでだよ(笑い)。
-さまざまなエンターテインメント施設の建設も想定されています
タカ コンサートホールじゃないけど、そういうステージさえ用意してくれれば、例えば音楽もね。ドリカムが来て歌ったりとかもできるね。
トシ お笑いライブができる劇場とかも、いいんですか? 吉本も絡んでいいんですかね?
タカ 漫才ができる劇場ができたら、めちゃくちゃ夢も膨らみますよ。
トシ そうなれば、いろんな芸人がこぞって来たがりますから絶対に。野球ファンも多いので、そのまま野球も見られますよと言ったら、いっぱい来ますよ。みんな家族連れで来るんじゃないですかね。そうだな、ちょっと協力させてもらおう。球団さんと吉本で、劇場を一緒に造るか!
タカ 楽しみになってきたね。こんな魅力的なボールパークができたら、日本ハムが世界一の球団になっちゃうね。遠くから来てくれる人たちもたくさん迎え入れて、北海道の経済も良くしてもらいたいね。
タカ・トシ 完成したら、すぐに行かせていただきます!
◆タカアンドトシ 吉本興業に所属するお笑いコンビ。ボケのタカは1976年(昭51)4月3日、札幌市出身。ツッコミのトシは1976年7月17日、旭川市出身。「天才!志村どうぶつ園」「帰れマンデー見っけ隊!」などレギュラー番組多数。19年の「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」ではアンバサダーに就任し、始球式も行った。
※タカアンドトシが見た新球場のプロモーション映像は、「FIGHTERS SPORTS&ENTERTAINMENT」のホームページ上で視聴可能です。