ソフトバンクのデニス・サファテ投手とマット・ムーア投手が26日、報道陣などに非公開の中で、フリー打撃の打撃投手を務めた。

首脳陣の発案で、室内練習場からチーム関係者以外を退室させて練習。サファテは昨年3月以来、ムーアも右膝手術を受ける前の昨年4月以来で、久々に打者に向かっての投球となった。打者は若手の栗原、九鬼、リチャード、柳町が務めた。

森山投手コーチは非公開の狙いについて「秘密だよ」と冗談めかしながら「公開しても良かったんだけど、集中できるかな、というのがあって」と説明。2人の投球には「最初に打者に投げたにしては、2人とも良かったよ」と評価した。

サファテは「体も球もどんどん強くなっていると思う。開幕のロースターに入るのが目標」と笑顔。ムーアは「楽しくやれた。アドレナリンを感じながらやれた。時間は十分あるので、開幕には間に合うと思います」と振り返った。