阪神ドラフト1位の西純矢投手(18=創志学園)が、関西国際大戦でプロ初登板した。6回から2番手で1回を投げ1安打1失点。

「ストレートで空振りが取れた。そこは本当に良かった」。直球は149キロを計測し、プロ注目の5番深尾哲平捕手(3年=福知山成美)からは空振り三振を奪った。試合前は笑顔を見せていたが「ごまかしですよ。すごく緊張してました」と頭をかいた。昨年9月6日のU18日本代表の韓国戦以来189日ぶりの実戦で「まだまだですね」と失点シーンを反省。それでも安藤投手コーチは「直球はいいボールも多かった。緊張をうまく味方にしていたね」と剛腕ルーキーのデビューを高く評価した。