東北楽天ゴールデンイーグルスは3月31日、球団公式SNSで三木監督からファンへ向けたビデオメッセージを配信した。

「楽天イーグルス監督の三木です。我々もファンのみなさまも今は我慢の時です。まずは自分の身を守りましょう。そのことが周りの人たちの身を守ることにもなります。大変な状況ですが、乗り越えましょう。NOW or NEVER日本!」

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、チームは30日から一時活動を休止。この日から球団事務所も5日まで閉鎖となり「何かできることはないか」との思いから指揮官が声を発した。楽天グループの無料通信アプリ「Viber(バイバー)」の「楽天イーグルス 公開トーク」、ツイッター、フェイスブックで23秒の動画が公開されている。

活動休止期間は未定。先行きの見えない中、球団は今後も選手からのメッセージや企画などを配信することを検討している。本拠地楽天生命パークなどの球団施設が全て閉鎖され、選手が自由に練習できる状況ではない。ただ、三木監督が「プロらしさ、プロ意識を持ってやっていく」と以前から話すように、開幕を待ちわびるファンとともに戦える日まで我慢の日々を過ごす。【桑原幹久】