阪神ドラフト5位の藤田健斗捕手(18=中京大中京)が、「中田本」で飛躍を期す。

球団広報を通じて取材に応じ、チームの活動休止期間中の過ごし方について「部屋の中で自分の打撃フォームを見直したり、本を読むことに時間を費やしました」と説明。

読書家の新人捕手は、日本ハム中田について書かれた「逃げない心」(著・平山讓)を読み、「プロ野球選手としての心得など、得られたことは多かったです」と明かした。この日は鳴尾浜で自主練習に参加。落ちていた体力面を戻すことに重点を置き、「技術練習やこの期間にしかできない体作りに、精力的に取り組んでいきたい」と意気込んだ。