オリックス山本由伸投手(21)が先発登板し、2回を1安打無失点に抑えた。

「この状況の中で野球をできることに感謝していますし、改めてうれしいなと思いました。紅白戦が始まった時もわくわく感があったけど、対外試合が始まり、また気持ちが高ぶっているなと感じました」

初回はソフトバンク打線に2死満塁のピンチを許すも、6番上林を二邪飛に仕留めた。「(初回は)狙いすぎて。いいコースには行っていたんですけど。もっと思い切って大胆になろうと。2回は切り替えて上がりました。感覚のズレは対戦しながら戻ってくると思います」。

2四球を与えるも3三振を奪う投球で、球数45球。最速は153キロを計測した。「対外試合で力みは出るだろうなと思っていて、でないように準備をしたけど、立ち上がりは力みがありました。ただ、とにかく真っすぐには成果が出ているなと。次は力みなく、バッターを圧倒できればと思います」。今後もシーズン開幕に向けて状態を上げていく。