日本製鉄かずさマジックとJR東日本が7日、JR東日本柏野球場でオープン戦を行い、日本製鉄かずさマジックが5-3で勝利した。新型コロナウイルス感染拡大によるオープン戦自粛が6日に解除され、初めての試合。白星スタートとなった渡辺俊介監督(43)は「無事にできてよかった」と胸をなで下ろした。

感染対策を万全に行った上での試合となった。終始マスク姿で指揮を執り、円陣では間隔をあけて選手に声をかけた。「マスクは暑くて、声が通りにくかった。でもこれから慣れていくんじゃないかな」と振り返った。自粛期間中は、グループ分けをして人数制限をしながら練習を行ってきた。2カ月ぶりの対外試合は12安打5得点の快勝。「ユニホームを着て、選手たちが生き生きしていた。いつもとは違う形での調整だったが、一定の効果はあったかな」とうなずいていた。