阪神島本浩也投手(27)が、1軍マウンドに復帰した。1-1の8回に登板。先頭の大城を制球力抜群の140キロストレートで見逃し三振に。続く松井雅にバントヒットを決められ、味方の失策もあって1死一、二塁のピンチを背負うも、松井佑を二塁ゴロ併殺に打ち取り、無失点で切り抜けた。

島本は昨年63試合に登板するなど大車輪の活躍を見せたが、同年10月に左肘のクリーニング手術を受けてリハビリに励んできた。開幕を控え、頼もしい左腕が復活。島本は「久しぶりの登板でしたが、落ち着いて投げることができました。ただ、まっすぐの力であったり、細かいコントロールをもう少し上げていけるように頑張りたいと思います」と振り返った。