ヤクルト高津臣吾監督(51)が、5回2失点にまとめた先発のドラフト2位吉田大喜投手(22)について「少し落ち着いたのかなという感じがする。もっと分からないといけないこと、理解していかないといけないこともたくさんあるが、今は勉強中だと思う」と話した。

3度目の先発で、初回から3回までは、3者凡退。しかし2巡目に入った4回、先頭の井領に四球を与え、そこから2失点につながった。

指揮官は「点の取られ方がよくない。9人連続アウトにとったら、10人目に四球を出して、そこから失点する。これをいい経験として、次にいかしてほしい。乗り切れたイニング、もう少し長く投げられるピッチングだったのかなと思う」とプロ初勝利を目指すルーキーの課題を挙げた。