楽天ドラフト2位の黒川史陽内野手(19)が4日、プロ初の1軍昇格を果たした。

オリックス戦へ向け、楽天生命パークでの試合前練習に参加。初々しく先輩たちへあいさつを繰り返した。

智弁和歌山で5季連続で甲子園に出場した黒川は、春季キャンプを新人では球団3人目の1軍スタートで完走。オープン戦でも結果を出したが、開幕から2軍で鍛錬を積んだ。イースタン・リーグで37試合に出場。打率2割6分1厘、4本塁打、18打点を記録している。

三木監督は「課題はまだまだいっぱいあるけれど、若い選手は全てが経験、財産になる。チームにとっても若い力は重要になる。まだ1年目で19歳。未知数なところはあるが、はつらつと若々しくやるしかない。プロなのでミスをしたらダメだけど、失敗を恐れずに思い切ってプレーしてほしい。それがチーム、本人のためになる」と期待を込めた。