広島が同点の7回に菊池涼介内野手(30)の適時二塁打で勝ち越し、7回1失点で降板した森下暢仁投手(23)に勝ち投手の権利をもたらした。

先発森下は7回まで坂口のソロによる1失点にしのいだ。7回裏に代打が送られ、降板となった。森下の代打大盛が左中間への二塁打で出塁すると、続くピレラの一ゴロで三塁進塁。菊池涼が、ヤクルト3番手マクガフの低めに落ちる変化球を引っ張って三塁線を破った。「必死にいきました。森下が頑張っていたので点に繋がって良かったです」。新人の好投に報いる勝ち越し打を、素直に喜んだ。