元ロッテで日刊スポーツ評論家の里崎智也氏(44)が22日の巨人-広島戦(東京ドーム)をライブ評論した。

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広島はフランスアのけん制悪送球で自滅した格好だ。あそこまで一塁走者を警戒する必要があったのか。あれだけクイックのけん制をするなら、打者に対してクイックでしっかり投げるべき。2死一塁だったので、打者でアウトを取れば延長に入れた。必要以上に一塁走者にこだわったところで、2死三塁となり結局、吉川尚にサヨナラ打を許した。よく粘って同点に追いついたが、最後の場面で救援陣の冷静さという課題が見えた9回の詰めの部分だった。