ヤクルト奥川恭伸投手(19)が口元を輝かせながら状態を上げている。星稜(石川)時代、試合中に奥歯が欠けた経験から、今年から白いマウスピースを着用している。「歯も大事なので、しっかり保護しないと。また欠けるとあんまり良くないと思うので」と笑顔を見せた。

歯形をとり、自分に合ったものを作製。キャンプでも投球時は装着している。「食いしばるタイプ。かむだけでも重心の位置とかが変わる」と歯の保護のほか、投球時のバランスも考慮した。

この日は思いっきりかみしめながら、キャンプ7度目のブルペン入り。変化球を交えて78球を投げた。ここまではキャンプ前に立てたプラン通りにメニューを消化。高津監督からも「調子も上向きでいいペース」と順調な調整に高評価を得ている。今後は打者と対戦する段階へ進めていく。

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