女子硬式野球クラブチーム「阪神タイガースWomen(ウィメン)」の水流麻夏(つる・あさか)投手(21)が始球式を行った。

左腕から真ん中高めへストライク。「すごく緊張していて、テレビで見る世界だったので、甲子園というのが。その中で私が立てたというのは、本当に夢のような世界で、一瞬だったんですけど、充実していました。まさかあんないいところにいくとは」と笑顔で振り返った。

自己最速は115キロ。地元兵庫県出身で昨年女子プロ野球埼玉アストライアで最多勝(9勝)や最多奪三振(38個)、最優秀防御率(1・22)と大活躍。侍ジャパンとして今年の女子野球W杯にも名前を連ねている伸び盛りの左腕だ。今年は「阪神タイガースWomen」の一員としてプレーし、女子野球発展に貢献していく。

前日6日からの巨人3連戦は「阪神タイガースWomenデビューシリーズ」として開催され、Womenの投手による始球式や日替わりの意気込みインタビューなどを連日実施。試合中は、Womenの選手がリリーフカーの運転やボールガールも務める。

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