阪神の新外国人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)は1軍昇格後、左翼を任されることが濃厚になった。22日はウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)に3番で出場し、来日2戦目で初めて左翼守備に就いた。5回まで出場し、4度の守備機会をこなした。実戦での守備は昨年11月~12月以来というが、「思っていたよりも体が動いて感触もよかった」と手応えを明かした。

5回2死満塁で佐藤直が左翼に放った走者一掃の適時二塁打では、中継に悪送球する場面もあった。だが、平田2軍監督は「試合では(中継ミスも)あったけど、足も遅いという感じでもない。(クッション処理も)センスを感じる。どこでも守れると言ってたが、まずは左翼を」と合格点。昇格後も見据え左翼で起用していく方針を明かした。

この日はローテ格の武田に1打数無安打だったが、四球も選ぶなど選球眼の良さもアピール。24日と25日は社会人とのプロアマ交流戦が組まれているが、出場意欲満々だ。

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