巨人が広島に押し切られた。6点を追う8回に打者一巡の猛攻で5安打を集めて一挙6得点で一時は同点とした。

だが、9回に守護神の中川が代打中村奨に二塁打、1死三塁から菊池に決勝犠飛を許した。前夜は逆転負け、この日は大逆転に1歩及ばず連敗。今季の広島戦は2カード連続で負け越しとなった。

原監督は「8回に追いつくんだからね」と集中打を評価する一方で「しかし、ちょっと打たれすぎ。点を取られすぎたってところはあるでしょうね」と指摘した。3時間半を超える熱戦は、投手6人、野手16人をつぎ込んだ総力戦だった。今季初めてスタメンを外れた坂本も、8回2死一塁、代打で出場。仕切り直して先の戦いに挑む。

▽巨人中島(8回に一時同点とする2点適時二塁打)「ランナーをかえしたいという思いだけでした。昨日の試合でも同じような状況で打つことができなかったので、打てて良かった」

▽巨人今村(5回途中7安打3失点)「ランナーを出してからの粘りの投球ができませんでした。先発として試合をつくれなかったことを反省しています」

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