西武中村剛也内野手(37)が「メットライフ生命PRESENTSライオンズ3、4月ベストプレー賞」のノミネートプレーを推薦した。今季で3年目となる同賞を、19、20年と2年連続年間プレー賞を受賞した中村が、今季から2部門になった野手部門と投手部門それぞれのベストプレー候補をゲキ推しした。

野手部門では4月28日ロッテ戦で2-2の8回、先頭打者の栗山巧外野手が放った、勝ち越し本塁打だった。プロ20年目で同期の中村は「あの場面で打ってくれるのはすごい。終盤あの1発で勝負を決めてくれた。まさにベストプレー賞にふさわしい1発だったと思いますよ」と、希代のアーチストが認める本塁打だった。

一方で投手部門では、栗山の決勝弾の前日、4月27日ロッテ戦。8回に登板した平良海馬投手(21)の投球だった。三塁を守る中村は「横から見ている直球もすごいですが、変化球もすごい。ここまで素晴らしい投球をずっと続けてくれていますし、僕だったら迷いなく平良」と推薦。捕手と打者をのぞけば、一番近くで見ている中村だからこそ、そのすごさが分かる。

その他、ノミネートプレーは以下の通り。

投手部門

・高橋光成投手、粘りのピッチングでエース対決制す(3月26日オリックス戦)

・今井達也投手、6回1失点7奪三振の好投(4月14日日本ハム戦)

野手部門

・5回表、逆シングルで刺した源田の好守(4月13日日本ハム戦)

・6回表、中堅・若林が見せたスライディングキャッチ(4月29日ロッテ戦)

投票はメットライフ生命公式ホームページから。各ベストプレー賞には賞金25万円が贈られる。