阪神先発調整を続けていた岩田稔投手(37)が、ウエスタン・リーグのオリックス戦で中継ぎ登板した。

6点リードの8回にマウンドへ。2死から2連打と四球で満塁とされたが、最後は5番佐野如を一ゴロに仕留めた。3アウトとも内野ゴロで奪うなど、持ち味も発揮した。今季はまだ1軍登板がないが、ウエスタン・リーグでは7試合登板、防御率2・35と安定している。プロ16年目で1軍リリーフ登板は4度だけ。持ち場の幅を広げ、1軍昇格を目指す。