楽天の新外国人、ブランドン・ディクソン内野手(29)が1軍再昇格後初となる、約1カ月半ぶりの同点3号2ランを放った。

2点を追う2回1死一塁。1ボールからロッテ小島の内角高め145キロ直球を、腕をたたんで仕留めた。快音に十分な手応えを感じ、ゆっくりと一塁へ走りだし、左翼席中段へと運んだ。ZOZOマリンでは、2号を放った5月23日ロッテ戦に次ぎ2本目。

「先制された後だったので、いい1本になって良かったよ。ファームの時にいろいろと協力してくれたみんなとカスティーヨのおかげだね。カスティーヨの練習方法を取り入れてから調子が上がってきたよ。引き続き、チームに貢献できるバッティングをしていきたいネ」と笑顔で振り返った。

今季は4月23日西武戦で1軍に初昇格。第2打席で来日1号ソロを放った。だが、その後は打率1割と低迷し、5月30日に登録を抹消。7月1日に再昇格し、この日は「6番DH」で2試合連続のスタメン出場となった。