ソフトバンクは同点の9回に中谷が押し出し四球を選びサヨナラ勝ち。工藤公康監督（58）の試合後の一問一答は以下の通り。

－谷川原が本塁打

工藤監督　すごかったね、あれ。リチャードの本塁打も結構飛んだけど、谷川原のはすごく飛んだね。チャンスが途切れた後だったから大きかったよね。

－リチャードも本塁打で持ち味

工藤監督　ああいうところでしっかりね、自分のいいところを出せたというのはね。若い人にとってはね。最後の四球といいね。ああいう1個1個が自分の中で自信になったり、次につながっていくので。良かったと思いますよ。ただね、打つだけが野球じゃないからね。相手が不安定だと思ったら我慢することも大事。ああいうところができたのがね。

－アルバレスは連日2安打

工藤監督　見ているとタイミングの取り方がうまいのかな。バットコントロールとか、体の使い方が器用。そういう言い方をヘッドがしていました。失投は結構逃さないんじゃないかなというイメージですね。

－スチュワートの投球は

工藤監督　良くはなっているとは思いますよ。階段は上っているしね。ただ、微調整というところ。高いなと思ったときにどうやったら低めに投げられるか。そういう引き出しを増やせるように。いいボールもたくさんあったし、球威も上がってきているし。低めの変化球で空振りを取れるというそれくらい、低めに真っすぐが行くようになったら。真っすぐが低めに行けば、曲がる変化球は振ってくれるからね。もっと楽に投球できるようになると思います。取られた点数ということではなくて、彼の投球自体を見てあげれば次もチャンスあげていいんじゃないですかね、と思います。

－最後に新人井上が内野安打

工藤監督　むちゃくちゃうれしそうな顔してました。やっぱりフルスイングするからね。中途半端に止めていたらピッチャーフライと日頃になっているんだけど、振るからピッチャーを越えるんだよね。ああいうのは忘れてほしくないですね。良かったと思いますよ。真っ赤な顔してにこにこしてね。良かったと思います。