昨年4月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた巨人堀田賢慎投手(20)が2度目の打撃投手に登板した。

18日、川崎市のジャイアンツ球場で秋広ら2軍選手を相手に31球を投げ込んだ。「順調に来ていると思います。やっぱりバッターに投げるのはすごく楽しかった」と振り返った。

19年にドラフト1位で入団も、新人合同自主トレ中の昨年1月、右肘の痛みを訴え離脱。以降はリハビリを続けてきた。「ここまで来るのにトレーナーの皆さん、家族、高校の同級生など、応援してくれる方々がたくさんいました。その人たちに恩返しがしたいという思いでやっているので、まず1つの壁は越えられたと思います」と喜んだ。

実戦復帰へ向け、「ゲームに入ってからしっかり打者を抑えられるようにストレートに磨きをかけていきたい」と意気込んだ。