ヤクルトが、2度合計1時間13分の中断にも負けず、打ち勝った。青木が史上74人目の通算300二塁打を達成。チームは連敗を2で止め、首位阪神に2差、2位巨人に0・5差と迫った。

高津監督の試合後の主な一問一答は次の通り。

-2度の中断も勝利

全体的に攻撃の方はいい追加点が取れていたのかなと思います。中盤苦しいところもあったんですけど、ここで1本、サンタナのホームランからいい展開でゲームを進められたのかなと思います。やっぱり中断は選手にとってはすごく難しい、しかも1時間あったというところはすごく難しかったんですけど、しっかり準備してよく最後までやりきったと思います。

-点を取られてもすぐに取り返せた

そうですね。昨日の試合からちょっと嫌な雰囲気でゲームがスタートして、先に点を取ったんだけど、すぐに追いつかれて逆転されてというところもあったので、なんとか流れが変わらないかなと思っていました。打つ方でしっかり追いかけて、逆転して、というところができたので、その流れをズルズル引きずることなくできたのかなと思います。

-今野は登板直前に1時間待った

リリーフで登板を告げられて1球も投げないで中断というのはやったことがある人しかない難しさがあります。ちなみに僕は2時間待ちましたけど。アメリカでね(笑い)。その集中力を維持するとか、次の先頭をどうやって入るかとかというところをずっと待っていたところで、走者はたまったけど、無失点で切り抜けたのは大きかったと思いますね

-違う投手をという選択肢は

あそこは今野しか考えていなかったです。

-村上が2打点

そうだね。まあ、ムネもそうだけど、ノリ(青木)じゃない? ノリはすげぇって書いておいて(笑い)。

-青木について

苦しんだ時期もあったんだけども、年齢を重ねてもしっかり練習をしているし、負けん気の強さをすごく感じます。こうやって結果が出ると、若い選手も見習うだろうし、いい刺激になるじゃないかなと思います。

-山田は8回の途中で交代

ケガではない。明日は普通に出られると思います。