今シーズン限りで引退する阪神桑原謙太朗(35)がウエスタン・リーグ、オリックス戦(甲子園)のマウンドに上がった。

2-2の9回から登板し、大下誠一郎内野手(23)と対戦。力を込めて3球を投じた。最後は136キロで空振り三振。大下もフルスイングで桑原の投球に敬意を示した。

打者1人で降板すると、オリックス小林宏2軍監督(50)、阪神平田勝男2軍監督(62)が花束を贈呈した。桑原は温かい拍手に包まれ、ファンに深く頭を下げた。