阪神が28日、最速151キロ左腕でドラフト上位候補にリストアップしている関学大・黒原拓未投手(4年=智弁和歌山)と面談を行った。

約30分の中で、熊野スカウトは関西学生リーグで5勝を挙げてMVPを獲得した活躍を高評価。黒原は「調子が悪いときに修正できる安定感のある選手になりたい」と意気込んだ。甲子園は高校、大学で登板しており、「マウンドからホームが近いと感じた。マウンドが硬めで、僕も硬めの方がいい」と明かした。

今秋はまだ登板がないが、「状態はだんだん上がっている」とこの日は捕手を立たせてブルペン投球を行い、10月3日からの関大戦に備える。ドラフトに向けて11球団から調査書が届いており、「声を掛けていただけるならどこでも」と12球団OKの姿勢を見せた。