中日からドラフト4位指名を受けた花咲徳栄・味谷大誠(みや・たいせい)捕手(18)が16日、埼玉県加須市の同校で中日松永編成部長らの指名あいさつを受けた。

右投げ左打ちで強肩自慢の味谷は「バッティングと肩をさらに良くしたい」と、セールスポイントをさらに磨くことを宣言した。

中学時代から花咲徳栄出身のオリックス若月のリード、スローイングを研究して、技術向上に努力した。担当の正津スカウトは「広島の坂倉やソフトバンク栗原のような打てる捕手タイプ。夏の大会が終わってから木製バットを使うようになってバッティングはさらに良くなった」と目を細める。

中日には、17年夏の甲子園で花咲徳栄の胴上げ投手になった清水達也(21)が在籍する。11日のドラフト会議後には清水からメールで「いっしょにがんばろう」とエールをもらったばかり。「清水さんと花咲徳栄バッテリーを組みたい」と、強肩強打の未来の正妻候補生は目を輝かせた。