偉大な松坂先輩の背中を追いかける!西武からドラフト2位指名を受けた最速152キロ左腕の筑波大・佐藤隼輔投手(21)が20日、つくば市内の同大で指名あいさつを受けた。

潮崎哲也編成ディレクター(52)、担当の竹下潤スカウト(52)と対面。「改めて、プロ野球選手としてスタートするという実感が湧いた」と引き締まった表情だった。

全国の野球ファンが注目した選手の投球を、目に焼き付けた。前日19日は、平成の怪物として名をはせた西武松坂大輔投手(41)の引退試合が行われた。ちょうど野球部の練習と時間帯が重なったため生中継では見られなかったが、後から映像をしっかりチェック。「メジャーでも活躍されていますし、日本を代表する投手として活躍された。自分も、そういう誰もが知る投手になりたい」と気持ちを高ぶらせた。

まず1年目の目標には「2ケタ勝利をして、新人王になれるように頑張りたい」と掲げた。潮崎編成ディレクターは「スケールの大きな先発左腕。打者を見ながら投げられる。ポテンシャルが高い」と即戦力として期待。西武を、日本を代表する投手へ駆け上がる。【保坂恭子】