ヤクルトが10日開幕のCSファイナルステージに向け、神宮で社会人のENEOSと練習試合を行った。

同社出身の塩見泰隆外野手(28)がチームでただ1人フル出場し、3打数1安打3四球とチャンスメーク。1番打者としての存在感をあらためて示した。このほか打線では村上、青木、サンタナが1発を放つなど、チームで計16安打。守っては先発原から7投手の継投で、8-2と勝利した。

古巣相手にきっちりと成長した姿を見せた。6打席で4度出塁と機能した塩見は「変な緊張感は、めっちゃありましたね。普段通りやろうと思ったんですけど、変な力が入りましたね」と苦笑いで振り返った。

今季は140試合に出場し、打率2割7分8厘、14本塁打、59打点で打線をけん引し、21盗塁をマーク。大きく成長したリードオフマンは、勝負のポストシーズンに向けて「社会人もほとんどが短期決戦なので。いつも以上に集中してワンプレー、ワンプレーを大事にして。体の状態を万全にして、いい形でCSを迎えられるようにやっていきたい」と意気込んだ。

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