リーグ優勝のヤクルトは9日、神宮外苑の室内で10日から神宮で始まる「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ巨人戦に向けた最終調整を行った。

練習を終えた高津臣吾監督(52)は「特に変化はない。まだ前日の練習をしたというだけです」と淡々と話した。

シーズン9勝を挙げている2年目の奥川恭伸投手(20)が、予告先発で発表された。重要な初戦を任せるという起用については「たくさん理由がある。すべてを考えて、先発を決めました」と明かした。

対戦相手は巨人。CSのファーストステージ阪神戦は、しっかりチェックした。指揮官として迎える初めてのポストシーズン。「全力でぶつかりたい一生懸命に戦いたいです」と力強く話した。