DeNA3位指名の粟飯原龍之介内野手(17=東京学館)が、13日に成田市内のホテルで仮契約を結んだ。担当の吉見祐治スカウトが、粟飯原の特長や期待する点などを語った。
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--どんな選手か
柔らかい打撃で、どんな球にも対応できる。そこに長打力も加わっているのが魅力。うちの楠本(泰史外野手)と打撃が似ている。対応力が高い打者になるのかなと。
--長距離砲というよりコンタクトが中心か
もちろん長打もあればいいが、コンタクト能力に魅力を感じる。
--運動神経が高い
ポテンシャルも高いし、脚力も高い。鍛えていってよくなるかな。
--ドラフト5位の深沢鳳介投手(専大松戸)と千葉県の高校生を2人も指名した。しかも対決している
ライバルじゃないけど切磋琢磨(せっさたくま)していくイメージ。うちは左のいい打者も多いし、吸収して成長してほしい。
--守備が課題と本人は言っていたが
守備はこれから鍛えていかないと。すべてを兼ね備えている選手だと思うので、これから課題の克服に徹してほしい。
--プロでのイメージは遊撃手か
そうですね。
--森敬斗内野手が今年プロ2年目で1軍の試合に出ているが?
森を脅かす存在になってほしい。