中日は16日、ナゴヤ球場で8選手が契約更改に臨み、8人ともサインした。(金額は推定)

◆岡林 740万円(△160万円)

(今季は24試合出場で打率2割5分4厘、4打点、2盗塁で、秋季キャンプから内野守備にも挑戦中)「143試合スタメンで出られるようにアピールしてやっていきたい。1番、2番を任されたい。自分が得点圏にいる状態で、3、4番に回したい。試合に出るためにも(守れる)ポジションを増やすのも大事」

◆福 6000万円(△1400万円)

(今季自己最多の57試合に登板、2勝2敗、20ホールド、防御率3・18。秋季キャンプ開始と同時に左肋骨(ろっこつ)の疲労骨折が判明しリハビリ中、更改後にSNS被害も訴えた)「年末にキャッチボールを再開したい。来年は場所にこだわらずどんな場面でも多く投げたい。70試合? もちろんです」。

◆小笠原 3600万円(△2150万円)

(今季25試合、自己最多の8勝(10敗)、防御率3・64。初の規定投球回にも到達)「来季は1年間投げて、誰よりもイニングを食った投手に。昨年の大野さんの10完投、今年の柳さんの172イニングを目標にしたい」

◆鈴木博 1500万円(▼150万円)

(サイドスローにチェンジして開幕1軍入りも18試合2勝2ホールド、防御率5・31に終わる)「フォームを変えて開幕したが1カ月は良かった。1年目に53試合だったから18試合は全然ダメ。強い真っすぐを求めるため、上から強い球を投げられるようにしたい。立浪監督から強い真っすぐで勝負しろと言われた」

◆橋本 1350万円(△300万円)

(今季28試合、0勝0敗1ホールド、防御率3・71と初ホールドも含め前年を上回ったが、前半戦終了で登録抹消され復活できず。来年は大野雄の自主トレ参加)「大野さんが声をかけてくれ、即答した。全部を盗みたい。大野さんの真っすぐの強さは学びたい。来年は、登板数、防御率、ホールド数も全部超えて、1年間1軍で最後までチームの力になれるようにしたい」

◆近藤 510万円(△90万円)

(新人育成入団も3月末に支配下登録され、1軍では2試合、防御率4・50で終える)「自分の球が1軍、プロ野球で多少通用することがわかった。シーズン後半は体力不足を感じ、打ち込まれることもあった。課題といい点が見つかった。タテとヨコの変化球を覚えて、来年は最初から最後まで1軍にいれるようにがんばります」

◆滝野 730万円(△106万円)

(初の開幕1軍発進も6月下旬に抹消。38試合、打率1割3厘、3盗塁)「前半戦にチャンスもらったが打つ方で結果を出せなかった。来年は新人で右の長距離打者が3人入る。現状では1軍の投手には力負けするので体を死に物狂いでつくりなおす。来年は阪神の金本さんらが行った鹿児島で護摩行をやる」

◆高松 1060万円(△508万円)

(初の開幕からシーズンフル参戦。78試合、打率2割5分で初安打、初適時打、初犠飛、初盗塁をマークし、チーム最多の大島16盗塁に次ぐ15盗塁をマーク)「1年間、代走でも試合に出続けて良かった。15盗塁は1軍1年目なら納得の数字だが、9個の失敗がダメ。数を多くするより、高い確率で決められるかが大事なので来年は意識してやっていきたい」

【関連記事】中日ニュース一覧