ソフトバンクは21日、宮崎秋季キャンプ第4クール最終日を終えた。エース千賀と東浜はひと足早くキャンプを打ち上げ。藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。

-千賀がキャンプを打ち上げた

藤本監督 本人が自分から動きたいということやったからね。やっぱりさすがやなと思う。みんなと動きたいって言ってこっち(宮崎)に来て、最終的にはみんなとアップに入ってっていうことで。千賀とか東浜は自分でできるから。このオフがどれだけ大事かを分かってる。その辺は全然心配してない。ここにおるメンバーですよ。何をしでかすか分からないやつがいっぱいいますから(笑い)。

-千賀は日本シリーズで投げられていたことが幸せだったなと

藤本監督 去年の6位同士の日本シリーズだから、本当にちょっと間違えたらどこでもいける。それだけ接戦になってきていると思うんです。接戦になるなら、1つでもランクを上にやれば当然優勝争いができるし、そうなった時にまた強いチームになれる。

-オリックス山本の投球をどう見た

藤本監督 やっぱりいいですよね。でもヤクルトの戦い方を見てたら、1番の塩見が球数を投げさせたりしてたし、あれが攻略の1つの手じゃないかなと。

-エース同士の千賀を山本とあえて対決させるべきなのか

藤本監督 僕はあえてぶつけるべきだと思います。結局山本君に勝たせていくと調子に乗らせてしまう。ぶつけてなんとかこっちが1点を取って。そっちの方がチャンスはあるんじゃないかなと。

-今年は1回も投げ合いがなかった

藤本監督 山本で勝ったらオリックスは勢いに乗りますからね。エースで勝つから。逆にこっちは千賀で勝てば勢いに乗れる。僕はどっちかと言ったらぶつけたいですね。

-ローテをずらす可能性も

藤本監督 それはしないです。今年は後半にマルちゃんと千賀を中4、5日でやりましたけど勝率も悪いですよね。他のピッチャーにも影響するので。

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