ロッテ江村直也捕手(29)が8日、来季の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1100万円でサインした。

大阪桐蔭から入団し11年目の今季は、19試合に出場し6打数1安打。スタメンマスクも3試合任されたが、腰の痛みもあり「(治療を)優先してやらせていただきました」と再調整に。イースタン・リーグでも10月にようやく実戦復帰を果たし、フェニックス・リーグでは打席にも立った。

昨季も腰に不安があった。「本当にずっと、そこに苦しめられて。トレーニング方法や準備の仕方も変えて、今のところ順調に行っているかなと思います」。シーズン途中に加藤が加わり、ドラフト1位で松川が入団。捕手の競争が激しくなる。「ポジションが1つしかないので。負けないように」と食らいついていく。(金額は推定)