日本ハムの背番号「60」を背負ったのはこれまで11人。当初は首脳陣が背負うことが多く、山根俊英(74年)、安藤順三(75年)とコーチが着用。なお前身の東映では、初代ミスタータイガースこと藤村富美男が2軍監督時代(67、68年)に着用している。

84年は、監督の植村義信が着用。23勝37敗9分と低迷し、シーズン途中で辞任したが、その後もロッテなど計5球団で36年間、指導者を務めた。

伊藤剛(02~09年)は最多の8年間着用。04年は抑えを任されるも、右肘の故障で5セーブに終わり好機を逃した。引退後は球団職員やコーチを務め、19年からGM付特命スカウトに就任。来季は2軍投手コーチで現場復帰する。

17年からは郡拓也が着用。捕手登録だが、今季は内外野の守備にもつき、自己最多の33試合に出場した。