阪神は13日、大阪市内のホテルで新入団選手発表会見を行った。ドラフト1位ルーキーの森木大智投手(18=高知)は「昨日の夜から早く(ユニホームを)着たくてうずうずしていた。タイガースの一員になった。プロ野球の1歩を踏み出せた」と緊張した表情ながら、喜びを表現した。

背番号20を背負うことになった右腕は「20番は中学、高校と一番はじめにもらった番号。スタートを切るのにふさわしい番号。20番を森木大智の色に染めていけるようにしたい」と胸を躍らせた。

矢野監督は堂々と話すドラフト1位ルーキーに「たいしたもんですね。僕が高校生のころはこんなにしゃべれなかった。ファンの方に喜んでもらえる投手になってほしい」と肩をたたき、エールを送った。

また阪神は来季からユニホームのデザインを変更するが、8人の新入団選手は今季までのデザインのユニホームで登場した。この日限りの可能性も高く、レアなユニホーム姿となりそうだ。

〇…阪神の新入団会見で、新人選手は今季のユニホームを着用した。新ユニホームは4日にオンラインで行われたファン感謝デーで発表され、メジャーのパドレスのようなタイプとなっている。2月1日のキャンプからは、ルーキー8人も新ユニホームを着用する。それだけに、この日だけ着用するレアなユニホーム姿となった。