西武は21日、所沢の球団施設で全体会議を行い、春季キャンプのA班(1軍)とB班(2軍)の大枠を決めた。

ドラフト1位の隅田知一郎(22=西日本工大)、同2位の佐藤隼輔投手(22=筑波大)、同3位の古賀悠斗捕手(22=中大)は、いずれもA班に入った。

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ドラフトでは4球団から指名を受けた隅田は「戦力として見ていただいているんだなと感じました。開幕1軍というのが今年の目標の1つなので、まずはキャンプで自分らしさをアピールできるように頑張りたいと思います。新人合同自主トレもあと1週間ですが、もう少し強度を上げた練習をして、2月1日からしっかりついていけるようにやっていきたいと思います」と語った。すでに新人合同自主トレでは2度ブルペン入りするなど、状態を上げてきている。

「開幕1軍」を目標とした佐藤は「A班というのはうれしいことであるとともに、ここからもう1回頑張ろうと身が引き締まる思いです。今まで活躍されてきた1軍投手の方々に負けないような力強い球を投げてアピールしていきたいですが、ケガだけはしないように、しっかりケアもしていきたいと思います」と話した。

古賀はルーキーイヤーから勝負の年と位置づける。「率直にうれしいです。捕手陣は元気がいいと聞いているので、新人らしくフレッシュに声出しも頑張りたいです。これまで1軍の投手の方とはお話が出来ていないので、しっかりコミュニケーションをとっていきたいですし、僕のセールスポイントである肩もアピールできればと思います。まずは気後れしないように、2月1日からA班でやるんだという強い気持ちを持って、残りの新人合同自主トレを頑張っていきたいと思います」と強い決意を示した。