阪神の1軍沖縄・宜野座キャンプで2日、野手と投手の「1日キャプテン」に島田海吏外野手(25)と石井大智投手(24)が指名された。

2人は黄色の蛍光色のTシャツを着用して練習前の円陣であいさつ。島田は前面に「今こそ感謝」、背中面に熊本弁の「着いてこなんばい!」とマジックペンで大書きした。

「僕の座右の銘は『今に感謝』って言葉です。高校の時から大事にして、みなさんも今、誰かに何かに感謝しながら野球やっていると思います。今一度、その感謝の気持ちを思い出して、サポートしてくださる宜野座村の方々、BP、BC(打撃投手、ブルペン捕手)の方々、トレーナーさん、応援してくださるファンの方々に感謝の気持ちを持って、今日1日、この熱い気持ちを持って野球をしていきましょう。ということで、今日は俺に着いてこなんばい!」

 

石井はTシャツの前面に座右の銘「Living is not breathing but doing」を書き込んだ。

「高寺、これどういう意味?」と前日に続いて意味を振られた最年少19歳は「やればできる」と解答。当たりか外れか、周囲のリアクションが分かれる中、石井が冷静に続けた。

「この意味は、生きてるということは呼吸することではなく行動すること。何も考えず生きることは簡単だと思うんですけど、何か考えながら生きてくってことはすごい難しいんですけど、それを日々続けることで成長できると捉えてるので、今日も有意義に練習に入っていきましょう」と説明した。

さらに続けて「この場をお借りして宣伝させていただきます。僕はチーム筋肉のキャプテンをさせていただいてます。今、片山さん、佐藤蓮。…それと安藤コーチ。今入っていただければ特典もついてきます」。安藤2軍投手コーチのまさかのメンバー入りにナインは大爆笑。チーム筋肉は鳴尾浜のトレーニングルームでトレーナーが命名したユニット? の名前だ。