巨人中田翔内野手(32)が海風に乗せて柵越えを連発した。
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S班で室内練習場で調整を重ねてきたが、初の屋外フリー打撃を解禁。気温9度、海沿いのサンマリンスタジアムに吹き込む強風で体感気温はさらに低い。「ずっと札幌ドームでやってたから広さは大して思わない。でも風が強い。普通に当たれば中段あたりは入るかなと思うけど。で、寒い」。昨季より増量の肉体は震えたが力感あるスイングを続けた。締めの73スイング目は「最後だけちょっとホームラン打ちたいなと」と、狙い通りに10発目を計上した。
後輩の才能にもくすぐられている。自主トレをともにした秋広が強風をものともせずバックスクリーンに運んでいることに「すごいな、お前」と舌を巻く。飛距離自体はかなわないが、質のいい打球を響かせた。「ライナーにしても打球の質というか自分の感覚ですけど、やっぱり去年と全然違う」。好感覚に周囲も復活への期待感を上乗せする。原辰徳監督(63)も「かなり強い、懸けるものは見えますね」と感じ取った。中田が上昇気流に乗る。



