開幕スタメンを狙う西武鈴木将平外野手(23)が2打数2安打1打点とアピールした。

白組の「7番レフト」で先発。2回1死二、三塁で回ってきた第1打席は、しっかりライトへ飛距離十分の犠牲フライ。4回には中前打、6回にはライトへの二塁打を放った。

【関連記事】西武ニュース一覧

鈴木は「このキャンプでやってきたこと、取り組んできたことが、しっかりと結果として出ているのでその点は良かったです」と振り返った。前日16日の紅白戦でも1安打を放ち、よく振れている。「今日のヒットの方が、より手応えがあったかなと思います。ヒットの直前のファウルも、すごく感触が良かったです」と話した。

平石打撃コーチからのアドバイスが効いている。「多少左肩が下がってもいいからきちんといい軌道でスイングできるように」と指導を受けた。「そのおかげで、思い切ってスイングできます」と言う。実戦でもいいイメージで打席に入れている。

外野は誰もスタメンが決まっておらず、激しい競争となる。鈴木は昨季、1軍では27試合の打率1割5分8厘だった。ファームでは54試合で打率3割3分3厘と好成績をマークした。今季こそ一皮むけてレギュラーを奪取する。