日本ハムの清水優心(25)、宇佐見真吾(28)ら6人の捕手陣が20日、“谷繁塾”に入塾した。「新庄殿の8人」の1人としてBIGBOSS新庄剛志監督(50)から臨時コーチに招かれた谷繁元信氏(51=日刊スポーツ評論家)が、キャンプ地の沖縄・名護を訪問。約1時間の実演講習を行った。

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谷繁氏はブルペンでプロテクターを着用する際に少してこずり「今のプロテクターは付けづらいな」と出足で苦戦したが、授業開始と同時に、6度のゴールデングラブ賞に輝いた高い技術や豊富な知識を惜しげもなく披露。まずは自らがミットを付け左腕の加藤貴之投手(29)のボールを49球受けると、その後は清水に「まずは自分の形でやってみて」と座らせ、アドバイスを送った。清水には講習後、居残りで約5分間の“個人補習”も行った。

谷繁氏は「昨年末、おもむろに(新庄監督から)『教えてやっていただけないでしょうか』と連絡を受け、1日ぐらいであればと快諾した。久しぶりにプロの球を受けられて楽しかった。日本ハムの捕手は、もう一つ伸び悩んでいる印象。ちょっとでもヒントになれば。(ボールを受けた)加藤投手には(自分が)タイミングが遅かったり受けるのが下手で、申し訳ないことをした」と話していた。