広島ドラフト2位の森翔平投手(24=三菱重工west)がオープン戦初登板初先発で失点を重ねた。

立ち上がりの1回に打者9人に4安打を浴びて3失点。3回にも1点を失い、4回は3四球で1死満塁として降板となった。代わった島内が後続を断ち、森のオープン戦初登板は3回1/3で92球、6安打6四球4失点という結果に終わった。

【ニッカン式スコア】DeNA-広島詳細スコア

立ち上がりにつかまった。1回から打者9人に4安打と2四球で3失点。2四球を除く打者7人のうち6人の打球方向が中堅方向とほぼ完璧に捉えられたものだった。2回は3者凡退に切るも、3回は先頭打者への四球から連打を浴びて併殺の間に失点。4回は先頭から連続四球を与え、1死後再び四球を与えて満塁としたところで無念の降板となった。「真っすぐでファウルも取れず、差し込んだファウルも取れてない。ゾーンを狙いすぎて後手後手になってしまった。ゾーン内で強く行けば良かったところでファウルも取れず、1球で仕留められた」。本来の投球ができず、試合後は反省の弁を並べた。

開幕ローテ入りへ向けたアピール失敗も、佐々岡監督は追試を与えることを明言した。新人左腕は「チャンスをもらったら、しっかり準備して投球できるようにしたい」と巻き返しを胸に誓った。