広島の新外国人選手、ライアン・マクブルーム内野手(29)が17日、マツダスタジアム内で入団会見を行った。
【関連記事】広島ニュース一覧>>
新型コロナウイルスによる入国制限の影響で来日は3月12日と遅れた。それでも「アメリカでも試合以外はしっかりと強化トレーニングできた。動ける体はできている」と、米国で準備を整えてきた。
鈴木を欠くチームは主砲の台頭が待ち遠しい。「持ち味は対応力。パワーもあるが、ヒットをたくさん打ってアベレージを残せる」と胸を張った。「(逆方向の)ライトにシングルヒットを打って、打点をたくさん稼げる」とチームバッティングへ早くも意欲を見せた。
今季こだわりたい数字は「個人的には打点。100打点を挙げればチームの勝利に貢献できる」。得点メーカーとして頼もしい。
「ファンのみなさまとお会いできるのを心待ちにしている」。助っ人外国人が急ピッチで仕上げていく。
◆ライアン・マクブルーム 1992年(平4)4月9日生まれ。米国出身。マイナー通算134発を誇る助っ人スラッガー。昨季は3Aで115試合に出場し、打率2割6分1厘、32本塁打。190センチ、99キロ。左投げ右打ち。