2年目の広島矢野雅哉内野手(23)にプロ初安打が飛び出した。「8番三塁」でプロ初スタメン。第1打席で結果を出した。

2点を先制し、なお2死満塁の1回。巨人先発赤星優志投手(22)の真ん中直球を捉えた。鋭い打球が二遊間を破り、矢野は右の拳を握りながら一塁へ向かった。プロ8打席目での初安打は走者2人がかえる2点適時打となった。

「相手は絶対に四球を出したくないと思ったので、(狙い球を)外に設定して思い切っていきました」

プロ初安打の記念球は球審を経由し、一塁側ベンチに届けられた。

 

▽広島坂倉将吾捕手(2死一、三塁から先制中前適時打)「チャンスだったので、積極的にいって良い結果になって良かったです」

 

▽広島中村健人外野手(1-0の1回2死一、二塁から左中間へ適時二塁打。プロ初打点)「自分の役割を最大限全うしようと打席に入りました。タイムリーという最高の形になって良かったです」