日本ハムの新球場を保有、運営する「株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント」は19日、北海道コカ・コーラボトリング株式会社と23年3月に開業する北海道ボールパークFビレッジならびにエスコンフィールド北海道のソフトドリンク領域におけるパートナーシップ契約を締結したと発表した。

新球場の一塁ゲートを「コカ・コーラ ゲート」と命名。ゲート内エントランスにコカ・コーラボトルの巨大モニュメントや大型LEDパネルを設置する。一塁側エントランスの奥には「コカ・コーラ シート」も設置され、オリジナル特典が付いた観戦体験の提供も行う。

また、災害対策の強化として、北海道コカ・コーラから飲料水などが提供され、防災拠点としての機能を強化する。新球場で販売される飲料には、リサイクル素材を活用したカップを使用し、販売収益の一部は「ファイターズ基金」を通して北海道のスポーツ、自然、青少年の育成分野への支援などに役立てるなど、未来を担う子どもたちへの支援、未来につながる街づくりをともに推進していく。

 日本ハムの川村浩二球団社長兼オーナー代行は「我々が目指しているのは、単なる球場の建設ではなく、スポーツを核とした街づくりです。本パートナーシップにより、エスコンフィールドを核に、スポーツ・エンターテインメントの提供価値をより高めてまいります。また、持続可能な街づくりにも取り組んでおり、有事の際、防災拠点としての機能を強化できることも、とても心強く感じております。北海道コカ・コーラボトリング様と共に、子供から大人まで、あらゆる世代の方々にお楽しみいただける、地域の皆さまに愛される空間を創っていきたいと思います」とコメントした。

また、北海道コカ・コーラの佐々木康行代表取締役社長は「スポーツは、心身の健やかさを育む価値ある習慣です。たくさんの人々が楽しむことで、地域に新たな元気も生まれます。特に北海道日本ハムファイターズは、北海道に誕生以来、皆さんに愛されているチームであり、北海道民にとっての元気や健やかさの象徴です。北海道の全域にスポーツの力がみなぎるよう、当社は本パートナーシップを締結し、これまで以上にチームを応援していくとともに、いままでにない観戦体験や、いつお越しになられてもお楽しみいただける空間作りのお手伝いを通して、北海道の皆さまにさわやかさと潤いの機会を提供してまいります。また、ファイターズ様が進める『北海道ボールパーク Fビレッジ』での持続可能な街づくり事業に参画することで、道産子企業として北海道のSDG‘sの推進に貢献してまいります」とコメントした。