マー君制して「開幕星」! 阪神西勇輝投手(30)が交流戦開幕の24日楽天戦(甲子園)に先発する。

楽天の先発田中将とはオリックス時代に2度先発で投げ合い、ともに白星を献上。「向こうは点を取られないような投球をしてくる。僕も最少失点で長いイニングを放れたら」。13年10月8日以来、約9年ぶり、阪神移籍後初の投げ合いを心待ちにした。

西勇にとって甲子園の楽天戦といえば、11年4月17日。東日本大震災の影響で楽天が甲子園をホームとした一戦がよみがえる。1軍公式戦で自身初甲子園登板。7回1失点で勝利投手となり、確信したことがあった。「甲子園が投げやすかった。(球場の)見え方が良かったというのは、今でも覚えています」。

今は本拠地となった聖地で、23日は投手練習で汗を流した。「自分のできることをすればいい。丁寧に投げていこうかなと思います」。チームは交流戦の開幕戦は14年から勝ち負けが交互に並ぶ「オセロ状態」が続き、今季は白星の年にあたる。自身4試合ぶりの3勝目を目指し、虎の交流戦逆襲の先陣を切る。【中野椋】

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