悲願の今季1勝目をつかむために、ロッテ小島和哉投手(25)が執念のプレーをした。

岡の本塁打で先制点をもらった直後の2回、二塁中村奨の失策に不運な内野安打なども重なり、無死満塁。8番磯村に押し出し四球を許し、同点とされた。

なおも無死満塁。9番遠藤に打ち返され、センターに抜けるかという打球。小島は反射的にワンバウンドの打球に左足を出し、止め、1-2-3の併殺に。後続も抑え、なんとか1点止まりで切り抜けた。

昨季10勝の左腕は、今季7戦を投げていまだに白星がつかない状況で、この日に臨んでいる。前日24日には「いつも通り、考え方を変えることなく、どんな形でも試合を作ることだけを考えて必死に投げたいと思います」とコメントしていた。

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