西武栗山巧外野手(38)は、また頼もしい1本を放った。

7回1死一、二塁のチャンスで代打として登場。阪神渡辺雄の128キロスライダーを捉えた。左のサイドスローという左打者の難敵も苦にせず、しっかり芯で打ち返した。打球は一、二塁間を抜け、ライト前への適時打となった。二塁ランナー中村が激走し、本塁に生還した。

栗山は「3点差だったので、何とか1点と思って打席に入りました。(中村が)一生懸命走っていましたね。ナイランです」。適時打の直前には右翼へ特大ファウルも放っていた。「ファウルも、良いスイングができていたので、納得した打球です」と振り返った。

5月28日DeNA戦はスタメンで猛打賞。同29日DeNA戦では代打サヨナラ弾を放ち、1日の阪神戦では代打で中越えの2点適時二塁打と活躍が続く。春の不調がうそのように一気に調子が上向いてきた。

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